1日でAWSソリューションアーキテクト アソシエイトを取得
先日(2019/03/25)、
AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイトを取得しました。
業務でなかなかに忙しく、前日夕方に勉強を本格的に始めて、
なんとか合格できたので、試験準備(前提知識、勉強方法の順に)を紹介します。
※どやってますがほぼ徹夜なので、オススメはしません。
参考に見ていただければと思います。
まずは一応、エビデンスを。
受験スコアは1000点中726点(ラインは720点)なので、
めちゃくちゃギリギリです。
ではでは紹介を。
■前提知識
一応、業務やプライベートでちょこちょこAWSは触ってました。
なので、AWSが全く分からないというわけではなかったです。
触ったことのある機能、操作はこんな感じ。
<業務>
- スナップショットの取得、ボリューム復元(デタッチ、アタッチ)
- リザーブドインスタンスの費用確認、購入
- CloudWatchでのメトリクス作成、確認
- インスタンスタイプ変更
- ボリュームサイズ変更
- ボリューム追加
- AMI取得、リカバリ
- ECS操作、設定変更
<プライベート>
等々
上記の通りなので、EC2やECS周りの操作ぐらいの経験や
AWSってこういうものだよねというザックリとした全体知識があるくらいでした。
■勉強方法
それでは勉強方法を。
こんな流れで1日消化(約10時間くらい?)しました。
- 青本を読む(20ページくらいでやめる)
- 黒本を熟読(本格的に受験対策)
- 黒本の過去問を解き始める
1.青本を読む(20ページくらいでやめる)
はじめの20ページくらいまでは見ていて、
前日の段階でこのままこれを読むメリットがないと判断(遅い)
※読まない判断要素
・AWSの知識本として古い
・AWSの試験体系が変わった
・これを読んでいる時間が残ってない(黒本は読む予定だった)
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2.黒本を熟読(本格的に受験対策)
青本をやめてから黒本に移行。
黒本を読んで→過去問受けて→模擬試験を受けるという流れをイメージして着手。
ここから本格的に熟読。
各章別の問題は完全にスルーして進める。
時間的にも1周しかできないと判断して、みっちり読む。
⇒言葉の節々の意味合いとか、どういう根拠でこれが使えるか認識する
各機能(GlacierやRedshiftとか)の特徴も押さえる
※読み始めは18、19時頃
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↓の赤本?もあったが特に根拠のない「黒本なら安心」で進める
赤本のほうがリリース日が2019年3月時点で新しいほうなので、
本当は赤本が良かったかもしれない。
(図は赤本のほうが多かった印象)
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3.黒本の過去問を解き始める
途中、集中力が途切れてダラダラも交えつつ、
朝方6時頃に読み終える。
(途中、本当にわかっているのか不安になってサンプル問題解いてみたり、問題の傾向は確認)
※自分は本をガッツリ読み込み吸収派なので、スピードは一般の人より遅いかもです。
問題は正答率を上げるように見開き(約5~10問ほど)毎に解く→解答確認を
繰り返しました。
間違えたところは解説を読み、わかりにくいところは対象の章に戻り、
欠けた知識を補填するの流れで取り組む。
30~40問くらいまで解いたころでタイムアップ!
試験会場に向かう。
受付を終えて、試験直前は準備が万全とは言えなかったので、
めちゃくちゃ緊張しました。
なので、問題集読んでも頭はいらないなと切り捨て、
「問題文をしっかり読む、何を聞かれているかの読解を第1とする」
と作戦?を頭の中で整理して挑みました。
(試験中はまずは冷静になる為に、すんなり回答できる問題以外はすっ飛ばして進める!)
傾向的には「構築でコスパ(セキュリティ)が良いのはどれ」が多い印象です。
VPCの中にサブネット(プライベート、パブリック)があって、そこにEC2インスタンスがあると何を使って外部につなげるのが良いとかとか。
ちなみに自分はインフラ屋ではなく、アプリ屋なので、
このへんの細かいのは概念として頭の中でイメージできるくらいです。
以上!
正直、合格率を安定して上げるなら勉強時間は20時間の目安で、
- 参考書(黒本や赤本)を1冊熟読する
- 過去問を解く
- 模擬試験受ける
- (苦手分野は実際に触ってみる)
の流れが適切だなぁと感じてます。
【追記】
ソリューションアーキテクト アソシエイトの下位資格にはなりますが、
料金系(どれに費用かかるかからない、どのくらいかかる)とかを
業務的に知ってると助かるなと思い、受験しました。
こっちは参考書もなく、半日ほどしか勉強時間を作れなかった(おい!)ので、
・模擬試験で苦手分野を押さえる
・全体的な知識は黒本でさらっとおさらい
の流れで受けました。